森の幼稚園が実践する、
生きる力を育てる教育
01 基本的生活習慣の確立
挨拶、身支度、持ち物の管理、公共物の使い方など、生活の基本となる部分が身につくよう、教育活動を行っています。
日常生活において、大人に依存せず、自分のことが自分でできるようになることで、子どもの内面には自立心や独立心が育っていきます。
02 モンテッソーリ教育の実践
子どもの発達を考慮して作られた様々なモンテッソーリ教具の中から、自分で行いたい教具を自由に選んで取り組みます。
子どもは自分の発達段階にあった教具に出会うと、深く集中して周りの声がまったく耳に入らなくなるほど、その活動に没頭するようになります。モンテッソーリ教育ではこのような姿を「集中現象」と呼び、この集中現象を経験することによって子どもは様々な側面で成長することができるとされています。
03 縦割り活動の重視
3、4、5歳の異年齢集団が互いに刺激しあい協力しあう中から「人との関わり方」を学び、「遊びの質」が高まります。バスコース毎に行われる「グループ活動」や、全園児で行う「自由あそび」、園周辺の自然に親しむ「森の時間」など、当園で過ごす約半分の時間が縦割り活動となります。
04 戸外活動と体力づくり
健康的な身体は何事にも意欲的に取り組む行動力の源です。園周辺の豊かな自然環境の中で行われる戸外活動では、四季の移り変わりを感じながら自然に親しみます。
その他にも「園外保育」や、夏は屋上プールでの「プールあそび」、基礎体力づくりの一環としての「さくらさくらんぼのリズム」など、子どもの発達段階を踏まえて無理なく楽しみながら取り組みます。
05 絵本の読み聞かせの充実
絵本は読み手(教師や親)と聞き手(子ども)の心のふれあいの場です。
絵本を通して語られる言葉の美しさ、優しさ、恐ろしさを耳から聞き、絵を見ることを通じて、子どもたちは自由にお話のイメージを広げていきます。
森の幼稚園には約7,000冊の蔵書があり、毎日の「絵本タイム」での読み聞かせを通じて豊かな情操が育ちます。